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2019年3月15日

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シャトー案内

Ch Beauregard

シャトー・ボールガール

生産地 ポムロール地区
シャトー シャトー・ボールガール
タイプ 赤/ミディアムボディ/果実味豊富な飲みやすいワイン
格付け なし
栽培品種 メルロー70%、カベルネ・フラン30%

各ワイン評論家からの評価(1点/0.5点)

ロバート・パーカー (第4版) ★★(2点/4点満点中)
ヒュージョンソン (第5版) ★★★(3点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) (1点/3点満点中)
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★★(4点/5点満点中)

“美しい眺め”という意味の名前を持つシャトー・ボール・ガール。その歴史は12世紀まで遡ることができ、ポムロールの中でも特に長い歴史のあるシャトーです。

ポムロール北東部の、有名シャトーが集まる“プラトー・ドゥ・カトゥッソー”と呼ばれる絶好の場所に畑を所有しており、テロワールの良さから、その潜在能力は高く評価されています。

その周囲には【ペトリュス】【レヴァンジル】【ラ・コンセイヤント】【ヴュー・シャトー・セルタン】【プティ・ヴィラージュ】といった有名シャトーがあります。また、サンテミリオンとの境界線近くにあるため「ポムロール的シュヴァル・ブラン」と評されることもあるそうです。

また品質管理も徹底していて、91年は全てのワインをセカンドに回すという徹底ぶり。フランスで最も信頼されているワイン評価本の一つである「ギッド・アシェット」では、80年代では80年と87年以外は全て“良いワイン”という評価を受けているのです。

そのワインは、深い味わいや余韻の長さとともに、「早いうちから飲み頃に達するにも関わらず、熟成させても美味しい」という長命さが特徴として挙げられます。

ボール・ガールは、品質の割にはその値段はお手頃です。これは、ポムロールでは比較的大きめの畑を持っているため生産量が多く、さらにまだ知名度が今ひとつのためという理由があります。ポムロールのワインは、その希少価値ゆえに品質以上に価格が上がってしまったものも多いのですが、お買い得品としてオススメできるワインの一つでしょう。

シャトー紹介・醸造工程

カトゥーソ台地上にブドウ畑を持つ

18世紀に建てられたジロンド・シャルトルーズ風のシャトー。地味なシャトーが多いポムロールの中ではひときわ壮麗です

【ペトリュス】【レヴァンジル】【ヴュー・シャトー・セルタン】などの有名シャトーが集まる“Plateau de Catusseau(カトゥーソ台地)”。その中で、ポムロールとサンテミリオンの境界線付近にあり、正面に【プティ・ヴィラージュ】、隣に【ラ・コンセイヤント】といったシャトーに隣接したところに位置しているのがシャトー・ボールガールです。

ボールガールのブドウ畑の面積は「17.5ha」、ちょうどプラトーの南東の端の部分にあたり、北から南へと下っていく傾斜部分となります。傾斜部分の上部は“クラス・ド・フェール”と呼ばれる鉄分を含んだ砂利が多く混じった粘土質、下部は上部に比べてやや砂質が多い粘土砂質になります。全体的には粘土質が畑の3分の2を占め、残りが下部のやや砂質が多い粘土砂質となります。

現在の作付け比率は、メルローが70%、カベルネ・フランが30%となっており、メルローは上部の区画に、カベルネ・フランは下部のところに多く植えられています。グランヴァンであるシャトー・ボールガールは、主に上部の区画から採れたブドウで作られます。

ボールガールのブドウ畑の地図。北がプティ・ヴィラージュと隣接している部分
プラトーの上にある区画
左がプラトー上部。右手に進むつれて下がっていき、一番下は平らになっています
ボールガールの畑は、砂利を多く含んだ粘土質
シャトー東側はプティ・ヴィラージュと隣接する非常に良い区画。老木がたくさん残っています
道を挟んで見えるのがプティ・ヴィラージュのシャトー

随所に細やかな気配りが

手摘みで収穫されたブドウは、15kg入りのカジェットに入れられて醸造所まで運ばれます。今回案内してくれた、シャトーのディレクターであるプリウさんの説明によると、1995年にポムロール地区で最初にこのカジェットを使用し始めたのがボールガールだったそうです。

醸造所に運ばれたブドウは、除梗の前後に選果台を用いて選果が行われ、合計20基あるステンレスタンクへと運ばれます。ボールガールでも、2000年のヴィンテージから、約15℃で4~5日間の低温マセレーションを取り入れています。

これが終了した後、アルコール発酵を行います。メルローは少し高めの28~30℃で、カベルネ・フランはフレッシュ感、フィネスを残すために、25~28℃という少し低めの温度で発酵を行います。アルコール発酵、果皮浸漬は計約3~5週間となります。

その後、ワインは引抜され、50%が新樽の中で、残りはタンクの中でマロラクティック発酵を行います。この比率はヴィンテージによって少し異なってきます。樽は合計5~6社から購入しており、焼付けはミディアム・マイナス。プリウさんの話では、新樽の比率は大体50~60%にしているとのことでした。

樽にワインを移してから、12月下旬まではシュール・リーを行い、1週間に1回はバトナージュを、12月下旬には一回目の澱引きを行います。

樽熟成の期間は合計18~22ヶ月間。最初のうちは3ヶ月に1回の澱引きを行いますが、2回行った後は試飲をして、それ以上の澱引きが必要かどうかを判断します。平均すると熟成期間中に約4回の澱引きを行うそうです。

コラージュの有無も、試飲と分析結果によって判断しています。通常は行わないのですが、必要であると判断した場合には卵白を用いて行っています。コラージュに使用する卵白も、シャトーから約15kmも離れたところにある、鶏が放し飼いされている農場へわざわざ買い付けに行っているのだそうです。

熟成が終了した後は、濾過をせずに瓶詰めとなります。

ディレクターのプリウさん。醸造家でもあります
垂直式圧搾機。価格が安く性能も良いことから、空気圧式からこの形に切り替えるシャトーが増えてきています
ステンレスタンク
ステンレスタンク内にある温度調節するプレート。この中に温冷水を流して中の温度を調節します
タンク内の温度は、全てこのテーブルで調節されています
ボールガールの樽貯蔵室の外観
樽貯蔵室の内部の様子。2005年のワインが熟成されていました
熟成中の2005年を樽から試飲中のプリウさん
ポムロールでは有名な樽メーカーであるダルナジューの樽

畑の実力からするとワインはお買い得

ストック室には古いヴィンテージが並んでいます

ボールガールは、“プラトー・ド・カトゥーソ”の上に畑を持っている数少ないシャトーの一つです。非常にポテンシャルの高いブドウ畑で、ワイン評論家にもしばしば取り上げられているほどなのですが、まだ知名度は低めで、価格も非常にお手頃です。

良いワインを作っているシャトーだけに、その実力がもっと広く知られていくのを期待したい気持ちもある反面、いつまでもこのままの値段で美味しいワインが楽しめることも期待してしまいます。

シャトーの歴史

18世紀、高い評価を得る

ボールガールの歴史は12世紀、シェヴァリエ・ホスピタリエ・ドゥ・サン・ジャン・ドゥ・エルサレムの代まで遡る。彼はポムロールの地で様々な活動を行った人物で、ポムロールには彼の屋敷があった。現在のシャトーに造りかえられたのは、ナポレオン統治の時代となる。

18世紀中頃、ジェローム・ドゥ・ショッサード・ド・シャンドがこのシャトーを相続する。1755~1769年の間、彼の息子であるリュック・ジェルメがこのシャトーに住んだ際、それまで様々な作物を植えていた畑をブドウだけにすることとし、フランス革命の際には6.3haのブドウ畑を所有するまでになっていた。

彼は友人であったジャック・カノン(後にサンテミリオンのシャトー【カノン】の所有者となる)と共に、ブドウ栽培に真剣に取り組んだ。彼の功績で、ボールガールはポムロールで最も大きなブドウ畑を持つシャトーの一つとなった。

1793年、リュックとその3人の姉妹に父親の財産が分配されたが、全員が売却する道を選ぶ。ボールガールの価値は110,000リーブルまで高騰し、ボナヴァンチュール・ベルトミューの手に渡った。

ベルトミューはサンテミリオンに住んでいた富豪で、ワイン以外に穀物取引なども手がけながら、ボールガールと彼の兄弟が所有していたフロンサックのドメーヌの管理も行っていた。フランス革命も終了し、ようやく生活が安定し始めたことにより、彼は徐々にブドウ畑の拡張へと取り掛かった。

ボールガールの低迷の時代

50数年後、初めてのワインに関する格付けが行われた際、ボールガールのワインは他のシャトーと肩を並べるほどの評価は得られなくなっていた。これはベルトミューの子孫であるバーリー・ベルトミューのワイン作りの失敗によるものだった。

彼は、沖積土はブドウの栽培には向かないと考え、1820~1830年代はワインの価格が落ち込んでいたこともああり、茜の栽培に力を注いでいた。しかし、メキシコから持ち込まれたカイガラ虫が茜に壊滅的な被害を与え、輸出禁止処分などを受けたため、大きな損害となってしまった。これはシャトーの財政面に被害を与えただけでなく、ワインの評判をも落とす結果ともなった。

ちなみに、サンテミリオンのシャトー【フィジャック】のアンドレ・ドゥ・カルル・トラジェは、バーリーが茜の栽培拡大を決定した時、ちょうど栽培を止めることにしたため、その被害を免れられ、後の繁栄に繋がった。

このような事情から、1841年に「Le Producteur」という新聞で、ボールガールは3級として格付けされることになった。

シャトー運営企業の傘下に

1854年、ボールガールはデュラン・デスグランジュに売却された。ワインの仲買人をしていた彼はすぐにシャトーの修復に取り掛かり、畑をブドウに植替え、14haに拡張する。その結果、1868年に「Cock and Feret」のセカンド・エディションでは、ボールガールはポムロール第13番目のシャトーに位置付けられた。

1920年までデスグランジュ家が所有していたが、1922年、この地方で弁護士をしていたブリュレが、彼の名付け子であるアンリエット・ギローのために購入する。アンリエットはその後、スッサンにあるシャトー【ラ・トゥール・ドゥ・モン】を所有するレイモン・クローゼルに嫁いだ。

彼女らの4人の子供は、1991年までボールガールを所有していたが、シャトーはクレディ・フォンシエ・ドゥ・フランス社に1億フランで売却された。

クレディ・フォンシエ・ドゥ・フランス社は、ジロンドのいくつかのシャトーを長期間所有している企業だ。ソーテルヌの【バストゥール・ラモンターニュ】(1936年購入)、グラーブの【サン・ロベール】(1879年購入)、ブルゴーニュの【ピュリニー・モンラッシュ】、リュサック・サンテミリオンの【バルブ・ブランシュ】も同社の所有であり、ボールガールも同社の傘下で発展を続けていくことになる。

シャトーデータ

主要データ

Ch Beauregard
シャトー・ボールガール 33500 Pomerol
http://www.chateau-beauregard.com/
格付け
なし
アペラシヨン
Pomerol
総責任者
Michel Garat

畑について

畑面積 17.5ha
年間平均生産量 約9万本
作付け割合 メルロー 70%
カベルネ・フラン 30%
平均樹齢 約35年
植樹密度 約6,000本

醸造ついて

タンクの種類 ステンレスタンク
樽熟成の期間 約18~22ヶ月
新樽比率 約50~60%の新樽
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