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価格更新情報

2019年5月16日

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シャトー案内

Ch Gazin

シャトー・ガザン

生産地 ポムロール地区
シャトー シャトー・ガザン
タイプ 赤/フルボディ/果実味豊かなお手ごろワイン
格付け なし
栽培品種 カベルネ・ソーヴィ二ヨン7%、メルロー90%、カベルネ・フラン3%

各ワイン評論家からの評価(1点/0.5点)

ロバート・パーカー (第4版) ★★★(3点/4点満点中)
ヒュージョンソン (第5版) ★★★(3点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) (1点/3点満点中)
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★★(4点/5点満点中)

【ペトリュス】【レヴァンジル】【ヴュー・シャトー・セルタン】といった、ポムロール最高峰シャトーの畑に隣接しているシャトー・ガザン。ポムロールの中でも、かなり規模が大きいシャトーとなります。

18世紀から続く長い歴史を持つシャトー・ガザンは、19世紀の頃、「ル・プロデュクトゥール」という雑誌で1級クラスに格付けされ、エドゥワール・フェレ氏からも「ボルドー・エ・セ・ヴァン」の中でポムロールの1級クラスに格付けされました。さらに、バルセロナ、ブリュッセル、パリの万博で表彰もされているという、まさに名門中の名門シャトーなのです。

そのワインは非常に色が濃く、凝縮感がある典型的な長期熟成型。熟した果実やナッツ系の香り、トリュフと言った香りを持ち、口に含むと上品かつ力強さ、エレガントなタンニンを感じることが出来ます。

オーナー自身も“美味しいワインを適正価格で”という哲学を持っており、またポムロールでは珍しく生産量が多いため、非常にお手頃な価格で買いやすくなっています。ちょっと友達と飲む時などには最適なワインだと言えるでしょう。

シャトー紹介・醸造工程

有名シャトーに囲まれて

ちょうど真裏からみたシャトー・ガザンです
ブドウ畑の地図。地図の下が南で、最下部にあるところがペトリュスと隣接しています

ポムロール地区の中でも【ペトリュス】【ラフルール】【レヴァンジル】【ラ・コンセイヤント】など、北東部には有名シャトーが数多く集まっています。この貴重な土地に、「24ha」という広大なブドウ畑を所有しているのがシャトー・ガザンです。

このような好立地のため、シャトー・ガザンの周囲には世界的な有名シャトーが取り囲む形となっています。シャトー入り口の門を背にすると、右手には【ペトリュス】、その奥に【ラ・フラール】が見えます。正面の小高い丘の向こうには【ヴュー・シャトー・セルタン】が、左斜め前方には【ラ・コンセイヤント】と【レヴァンジル】、そしてさらにその向こうにはサンテミリオン地区の“1級A”である【シュヴァル・ブラン】があるのです。

この一体は、ガザンのシャトーの裏側(北側)にあるバルバンヌ川と、リブルヌ市に流れるイール川による川底の浸食作用と、地面の隆起によって作り出された“河岸段丘”という地形で、川底からゆっくりと上り坂になっています。

ちょうどその上り坂のところにシャトーがあり、ブドウ畑はシャトーの北側(バルバンヌ川側)とシャトーの南側のところに位置しています。中でも最良の区画はシャトー南側の、【ペトリュス】【レヴァンジル】の畑に隣接する粘土質の土地となります。

栽培品種は、90%がメルローで、残りはカベルネ・ソーヴィニヨンが7%、カベルネ・フランが3%。平均樹齢は区画によってマチマチとなるだそうですが、ほぼ35~40年となるそうです。

ペトリュスの畑と隣接している区画。シャトーよりも海抜が高くなっているのが分かります
畑の端が奥は長く、手前は短くなっています。長い方は残念ながらガザンがペトリュスに売却してしまった土地です
手前がガザンで、奥の木が斜めになっているところはペトリュス。明確な区切りがないのでとても分かりにくいのです

伝統的な製法を守って

ブドウの収穫は手摘みで行い、畑の中で選果を行った後、ブドウを潰さないように容量の小さいカゴに入れて醸造所まで運びます。除梗を行った後、幅が広く、高さが低いコンクリートタンクへと運びこみます。

タンクがこのような形状となっているのは、幅を広くすることで発酵中に分離してしまった粕帽部分と果汁部分の接触面を大きくして、より色素、タンニン抽出の効率を良くするため。高さが低くなっているのは、横に広がっている分だけ容量を小さくするためです。

ステンレスタンクもあるのですが、こちらは収量が大きく、コンクリートタンクだけでは足りない場合には発酵に使用することもあるそうです。しかし、基本的にはセカンド用のマロラクティック発酵とブレンド、瓶詰めに使用しています。

オーナーのニコラ・ド・バイヤンクールさんのお話では、“2006年からはブドウ畑での選果後、醸造所でも選果台を設置して除梗後の選果も行う予定”だとか。

アルコール発酵は大体25~28℃。酵母添加は、糖度が高いヴィンテージの場合は天然酵母だけでは発酵が始まらない(もしくは始まっても遅い)こともあるため、そういった年に限り行っているとのこと。天然酵母だけで発酵を行う場合には、温度を少し低めにして酵母の働きが悪くならないようにし、果皮浸漬の際に33~35℃ぐらいまで温度を上げて、タンニンの抽出がより効率的に行えるようにするのだそうです。

発酵開始から果皮侵漬終了までは大体20~30日。ニコラさんによると、「あまり長く果皮浸漬を行ってしまって、エレガントさが無くならないようにしたいんだ。」とのこと。また、最近多くのシャトーが行っている発酵前の低温マセレーションはここでは採用していないとのことで、「非常に伝統的な造り方をしているつもりだよ。」ということでした。

総責任者であり、オーナーの一人でもあるニコラ・ド・バイヤンクールさん
空気圧式の圧搾機です
合計16基あるコンクリートタンク
タンク内部には温度調節が行えるようにパイプが入っています
6基あるステンレスタンク
ステンレスタンクの中に、澱引きが終了したばかりのセカンドワインが入っていました

強く焼いた樽を使用する理由は

1年目の樽貯蔵室。空調設備が整っていて、室温20℃が必要な樽内マロラクティック発酵にも対応しています

果皮浸漬の終了後、グランヴァンに使用するであろうワイン(この時点ではまだ決定されていません。ブレンドの際に試飲で決定することになります。)は50%が新樽、残りの50%が1回使用した樽の中でマロラクティック発酵を行います。セカンドに使用する予定のワインは、これをタンクの中で行います。

グランヴァンがマロラクティック発酵を続けている約3週間から1ヶ月の間は、酵母の死骸からさらに旨味成分を引き出すために“バトナージュ”という澱の攪拌を行いますが、これが終了した時点で澱引きします。

樽は合計8社から購入しており、焼付けは90%がミディアム、10%はフォール(Fort.フランス語で“強い”の意)と呼ばれるミディアムよりも強く焼いたものを使用しています。フォールで焼いているのは、ガザンが取引をしている樽会社の中でも主要なタランソーとセガンモローの樽の一部だけだということです。

このような比率としているのは、“プリムール(先行予約販売)の際に熟成が終了した時についているであろう樽香を想像してもらうため”。樽にワインを入れてから半年未満の段階で行われるプリムールの際には、通常だと樽香はあまり付きません。強い焼付けの樽を使うと、その分だけ樽香が早くワインに付くため、このようにしているのだそうです。

合計約18ヶ月の樽熟成の間、通常は3ヶ月に1度の澱引きを行います。ただし、これは必ず行っている訳ではなく、澱引きをする前の試飲で必要だと判断したら行うのだそうです。実際に澱引きを行わないこともあったのだそうです。

コラージュも同様で、試飲の結果で行うかどうかを決定しています。さらに、試飲以外に成分検査の結果も見ながらコラージュにするか、濾過にするかも判断しているのだそうです。

こうして、時にはコラージュ無しで、または有りで、瓶詰めされていきます。

こちらは2年目の樽貯蔵室
タランソーの樽。焼付けが強めのもので、アメールの略「AM」は“ビター”を表しています
ガザンでもシリコンの蓋を使用しています

歴史あるシャトーならでは

レセプションルームにあった飾り。杯を片手にした天使でしょうか

シャトー・ガザンに関して特記すべき点とは、何と言ってもポムロール地区の中でも非常に優れた場所にブドウ畑を所有していることでしょう。やはり、良いワインを作り出すには良いブドウを育てる土壌が最も重要となります。さすがに長い歴史を持つガザンならではでしょう。

シャトーの歴史

19世紀から高い評価を受ける

ガザンという地名は「家」という言葉に由来すると言われている。

15世紀、受勲者アントワン・ドゥ・ミュラから農夫であるマットゥランとミッシェルのバロー兄弟に贈与したシャトー・ガザンの敷地は90haだった。1447年、バロー家がこの地に来たときは、ただの荒野に過ぎなかった。

時が経ち、この敷地は少しずつ分割されていく。18世紀中頃には、ガザンの村はワインシャトーが目立つようになる。1754年、ピニョン村やロジェ村に住むジャン・バイヨンヌが開拓者として現れ、1760年から、彼の2人の息子は土地の買収に取り掛かり、耕作に適した土地、ブドウ畑、林、建物などを購入していく。

彼ら兄弟の唯一の相続者ピエールは、革命時には海軍艦長でした。彼はボルドーの造船技師の娘フランソワ・ティナックと結婚後、ガザンを改修して住むようになる。現在の建物はこの時のものとなる。当時、ピエール・バイヨンヌは村でも高額納税者の1人で、1808年からはポムロールの市長となった。

1828年、彼の死後、ガザンなどの土地を妻が相続した。その後、フランソワ・テイナックは、ピエール・バイヨンヌの共同出資者だったファーブルの息子ダヴィッド・ファーブルと再婚し、夫に自分の財産を与えた。

その後、ガザンはル・プロデュクトゥールという雑誌で1級クラスに格付けされ、エドゥワール・フェレは、1874年にガザンをポムロールの1級クラスに格付けした。

1873年、ダヴィッド・ファーブルの死後、彼の甥の子カバンヌ相続する。その頃、ガザンのワインは1878年のパリ万博と1885年のアンヴェールで表彰されるなど、輝かしい歴史を築いていく。

成長を続けるシャトー

20世紀初頭、大規模なフィロキセラの被害が発生し、当時の所有者レオン・クヌデなどの努力にも関わらず、ブドウ畑は壊滅してしまう。1917年には、現在の所有者の祖父あるいは曽祖父にあたる、ワイン仲買者のルイ・スーアルに売却された。彼はボルドーのワイン畑の買手として名乗りをあげ、サンテミリオンのシャトー【ドミニク】も購入している。

ルイ・スーアルの死後、娘の夫エドゥワール・ドゥ・バイヤンクール・ディ・クールコルがガザンの管理を行う。1969年の彼の死後、財産は分割され、【ドミニク】から切り離されることになった。

彼の息子エチエンヌは、4.5haのブドウ畑を【ペトリュス】の所有者ジャン・ピエール・ムエクス氏に譲り渡した。

現在も、所有する26haの敷地のうち、24haの栽培地はポムロールの優れた粘質砂利層に位置しており、シャトー・ガザンは19世紀後半以降、成長を続けるシャトーとして認められている。

シャトーデータ

主要データ

Ch Gazin
シャトー・ガザン 33500 Pomerol
http://www.chateau-gazin.com/
格付け
なし
アペラシヨン
Pomerol
総責任者
Nicolas et Christophe de Baillencourt

畑について

畑面積 24ha
年間平均生産量 約12万本
作付け割合 カベルネ・ソーヴィ二ヨン 7%
メルロー 90%
カベルネ・フラン 3%
平均樹齢 約35~40年
植樹密度 約5,500本~6,000本

醸造ついて

タンクの種類 コンクリートタンク、ステンレスタンク
樽熟成の期間 約18ヶ月
新樽比率 約50%の新樽
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