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ワインによって飲み頃が違うと聞いたのですが、どうやって判断するのでしょうか?
ワインの飲み頃とは、どの生産者のワインか、またその年のブドウの出来によって(当たり年か平凡な年か)変わってきますので、一概には言えません。ボルドーの格付けシャトーの平凡な年のワインであれば「熟成5年目」ほどから、当たり年であれば「熟成8年目」ほどからが飲み頃だと言われています。
飲み頃に入っていない場合は、味わいが硬く感じられる(少し口の中がイガイガする感じ)ことが多いでしょう。香りもフルーティさが強く、熟成によって得られる熟成香が不足しています。
当店トップページでは、“今が飲み頃のワイン”を取り上げていますので、ぜひそちらをご参考にしてください。
自宅でのワインの保管方法を教えてください。家庭でワインを保管される方で、ワインセラーをお持ちでない場合は、“風通しが良く、日の当たらない、温度が比較的一定に保てる場所”に保管してください。
ワインは、温度変化や湿度変化に大変デリケートですので、ワインセラーが無い場合は、長期保管を考えるよりも、なるべくお早めにお飲みいただくことをお勧めいたします。特に、梅雨時から夏場にかけては、ワインが最も傷みやすい時期となります。なるべくその間の保管は避けるようにしてください。
「プレゼント用に購入したいけど、実際に渡す日はもう少し先になる」という方は、当店でお預かりできる場合もございますので、お気軽にご相談ください。
到着後、すぐに飲んでもおいしくいただけますか?到着直後は、輸送中の振動によって「澱(おり)」がワイン中に舞っています。到着後の1週間ほどは静かに保管して、その澱を沈めてからお飲みいただくことをお勧めいたします。
20年以上経っているワインの場合は、前日から瓶を室内の涼しい場所に立てておき、澱を沈めた後、デキャンタせずにお飲みいただくとよりおいしくいただけるでしょう。デキャンタをすると、香りがすぐに飛んでしまう可能性もございますので、ご注意ください。
「デキャンタ(デキャンティング)」はした方がいいのですか?ワインの生産者やビンテージの良し悪しによって変わってきますが、一般的に古いワインの場合は、デキャンタすると香りがすぐに飛んでしまうため、しない方が良いと言われています。
そうなるとワインの澱が問題になりますが、飲む数日前(最低でも1日前)から瓶を立てておいて、澱を沈めておけばいいでしょう。レストランなどに持ち込む場合には、ソムリエの方にアドバイスを聞いてみてください。