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2019年1月15日

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シャトー案内

Ch Leoville-Las-Cases

シャトー・レオヴィル・ラスカーズ

生産地 メドック地区 サンジュリアン
シャトー シャトー・レオヴィル・ラスカーズ
タイプ 赤/フルボディ/力強さと繊細さを兼ね備えたワイン
格付け メドック2級
栽培品種 カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー19%、
カベルネ・フラン13%、プティ・ヴェルド3%

各ワイン評論家からの評価(1点/0.5点)

ロバート・パーカー (第4版) ★★★★(4点/4点満点中)
ヒュージョンソン (第5版) ★★★★(4点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) ★★★(3点/3点満点中)
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★★★(5点/5点満点中)

サンジュリアン村にある、有名な「レオヴィル3兄弟」の一つ、それがシャトー・レオヴィル・ラスカーズです。かつて同じ畑だったレオヴィルが3分割されたのですが、当時の所有者の名前にちなんでこのシャトー名が付けられました。

その中でもラスカーズは、常に“1級並みの品質をもつ2級”という意味の「スーパーセカンド」の筆頭として挙げられ、サンジュリアン村で最も高い評価を受けています。

主要な畑は有名な1級シャトー【ラトゥール】に隣接し、ラベルにも描かれているライオンが座った門と、石垣に囲まれています。ジロンド川によって運ばれた砂利が堆積した、水はけの良い土壌を生かして、主にカベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されています。

ワインは、サンジュリアンの中では最も色が濃く、飲み頃になるまでに10~15年の年月が必要と言われる晩熟タイプ。サンジュリアンは“ポイヤックの力強さとマルゴーの繊細さを併せ持つ”と評されますが、このワインはややポイヤック寄りの、個性の強い味わいです。タンニンが逞しく、スケールが大きく、凝縮感もあり、いい年のものは、1級のものに引けをとらないほど深遠なものに仕上がっているのです。

前オーナーのミシェル・ドゥロン氏は、80年代、90年代と、メドックで最も偉大と言われるワインを造り続けました。彼は、ボルドーでも名の知れた完璧主義者で、86年のようなグレート・ヴィンテージにさえ、収穫高の50%以上を格下げしてしまうほど品質にこだわり続けました。

近年は、彼の息子が跡を継いでこだわりのワイン造りを行っています。例えば、植替えには全て「マッサル・セレクション」という方法をとっています。これは、古い畑の中から優れたブドウの木を選び、その枝から苗を育て台木につけるというもので、とても手間の掛かる作業なのです。

また、石壁に囲まれたメインの畑から採れたブドウで作ったワインであっても、ラスカーズの品質に満たないと判断した場合には、決してブレンドには加えません。平均すると、生産量のわずか「30%」しかラスカーズにならないという、非常に厳しい基準を設けているのです。

「限りなく1級に近い」と評されているレオヴィル・ラスカーズは、“特別なことをしなくてもテロワールが良ければいいワインが出来る”という見本のようなシャトーなのです。

シャトー紹介・醸造工程

“2級であるが品質は1級に劣らない”

畑の説明をしてくれる醸造責任者のブルーノさん

サンジュリアン村には、“レオヴィル”と名のつくシャトーが3つあります。【レオヴィル・バルトン】【レオヴィル・ポワフェレ】、そしてこのレオヴィル・ラスカーズです。もともとは一つだった畑が分家して出来たもので、レオヴィルの下の名前には、分家当時の所有者の名前がそのまま残っているのです。

レオヴィル・ラスカーズの格付けは2級です。しかし、最近では“2級であるが品質は1級に劣らない”とされるシャトーの総称として「スーパーセカンド」という言葉が聞かれるようになってきましたが、その筆頭に名前が挙げられているなど、1級シャトーと比べても決して品質に大きな差がある訳ではありません。

シンボルマークは「ライオン」

ラベルのデザインにもなっている、有名なライオンが座った門

サンジュリアン村に入り、村の中心部を抜ける直前まで達すると、前方に「ライオン」が座った有名な門が見えてきます。このライオンはレオヴィル・ラスカーズのシンボルで、ラベルにもデザインされているため、ワイン通の方にはお馴染みでしょう。この門とジロンド川に挟まれるように、合計「97ha」の畑のうちの最良の畑が石壁に囲まれています。

レオヴィル・ラスカーズのワインは、この最良の畑から取れたブドウからしか作られません。D2号線を挟んで西側にも畑がありますが、ここで取れたブドウは「クロ・ド・マルキ」という、セカンドワインに使用されます。

石壁に囲まれた区画の北部は、ちょうどポイヤックとの境界線で、ちょうどラトゥールの畑と向かい合う位置になります。その北側から南に向かってゆったりとした上り斜面になっていて、レオヴィル・ラスカーズの門は一番高いところに建てられています。ここからまた、南のサンジュリアン・ベイシュベル村に向かって下り斜面になり、東側にあるジロンド川に向かっても斜面になっているので、まるでライオンの門を頂点とした、一つの小高い丘のようになっているのです。

ここの区画の土壌は砂利質です。この一帯には、ジロンド川によって運ばれた砂利が多く堆積しているため、非常に水はけが良く、これが最良のブドウを生み出す一つの理由となっています。

現在ブドウ畑には、65%のカベルネ・ソーヴィニヨン、19%のメルロー、13%のカベルネ・フラン、3%のプティ・ヴェルドが植えられており、平均樹齢は約30年です。平均樹齢が少し低いように感じられますが、これは植替えを行っていることと、クロ・ド・マルキ用のブドウ畑を合わせた計算したため。ラスカーズ用のブドウ畑に限れば、平均樹齢は40年以上となるそうです。

ラスカーズの畑。奥に見えるのは1級シャトー・ラトゥール
石壁に囲まれた区画。ちょうど剪定が始まった頃でした
セカンドワイン「クロ・ド・マルキ」の区画。こちらも砂利が多く、一部傾斜地があります

ポワフェレと同じ建物を使用

向かって左側がラスカーズの事務所。さらに左には発酵タンク室が。右側の車の奥はポワフェレの樽貯蔵室です

レオヴィル・ラスカーズの醸造所は2つの建物に分かれています。1つ目は事務所や発酵タンクが置かれている部分。ちょうどコの字型になった建物の左半分をラスカーズが所有していて、右半分はレオヴィル・ポワフェレが所有しているのです。このため、同じ敷地内であるにも関わらず、ラスカーズの発酵タンク室の正面には、ポワフェレの発酵タンク室とマロラクティック用の樽貯蔵室があるという、何とも複雑な作りとなっています。

もともと一つのシャトーから分かれたという歴史があるために、現在でもこんな状態になってしまっているのだそうです。

手摘みで収穫されたブドウは、そのままブドウ畑で選果を行い、醸造所まで運ばれます。醸造所で除梗をした後、そのまま破砕をし、ポンプを使用して3種類のタンク(フレンチオーク製、コンクリート製、ステンレス製)に振り分けられていきます。

これをどんな基準で使い分けているのかと、醸造の責任者であるブルーノさんに伺ってみると、「確かに形、材質で多少の違いは出るが、それほど重要だとは思っていません。ここでは品種によって区別するよりも、むしろタンクの容量によって、その区画に合わせた大きさのタンクを使用しているのです」とのことでした。

除梗されたブドウの粒がタンクに入ると、低温マセレーションは行わずに、すぐに約12日間~28日間のアルコール発酵、続いて果皮浸漬を行います。発酵の温度は大体28℃前後ということです。

発酵が終わると引抜を行い、タンクの中でマロラクティック発酵、その後に樽へ移して熟成に入ります。樽熟成の期間は「約18ヵ月間」です。3ヵ月に1回の澱引きを行い、卵白でのコラージュも行うという、いたって伝統的なやり方を今なお守り続けています。

手前に入ったブドウは、奥にある除梗機に。粒は下に落ち、破砕機へ
醸造所内に並ぶ木製のタンク
醸造所内にも門が。樽貯蔵室の入り口にはライオン像があります
樽貯蔵室。合計4つの部屋に分かれています
樽貯蔵室内の湿度を保つため、樽の下側には砂利が敷き詰められています
瓶詰め用の機械

“土壌が良ければいいワインが出来る”という見本

畑の土壌構成の地図。右側がラスカーズ用、左側がクロ・ド・マルキ用のブドウ畑
ラスカーズの醸造責任者であるブルーノ・ロランさんと一緒に試飲をしているところ。

ブルーノさんに「醸造時と熟成時に、何か特別なことはしていますか?」と聞いてみると、「別に特別なことをしているとは思っていません。ワインの良し悪しの80%はブドウで決まります。ブドウさえ良ければ、特別なことをしなくてもいいワインができるものなんですよ」と、自信を持った答えが返ってきました。

確かに、レオヴィル・ラスカーズの醸造や樽熟成に関しては、特記するようなことはありません。しかし、個性を保つために“クローン・ セレクション”を止め、植替えの際には全て“マッサル・セレクション”という方法を採用しているのです。これは、古い畑の中から、その畑で良い結果を出すブドウの枝から苗を育て、台木につけるというもので、非常に手の掛かる作業なのです。決して安易にワイン作りに取り組んでいる訳ではないことが分かるでしょう。

さらに、石壁に囲まれた畑から取れたブドウで作ったワインでも、ラスカーズの品質に満たないと判断した場合には、決してブレンドに加えられることはありません。非常に厳しい基準を設けているため、平均すると、生産量のわずか「30%」しかラスカーズにならないのだそうです。

「限りなく1級に近い」と言われているレオヴィル・ラスカーズは、“特別なことをしなくてもテロワールが良ければいいワインが出来る”という見本のようなシャトーだと言えるでしょう。

シャトーの歴史

3分割されたレオヴィル

シャトーの発展の基礎を築いたのは、ボルドーの財政部長だったジャン・ドゥ・モワティエだった。後に彼の娘ジャンヌ・ドゥ・モワティエへと相続され、1722年、彼女の結婚によって、レオヴィル領主でボルドー議会モルティエの委員長であったブレーズ・ドゥ・ガスクが管理を行うようになる。しかし、彼はレオヴィルのワインを世に知らせることに苦心し続けた。1766年、ジャンヌ・ドゥ・モワティエは亡くなり、子供がいなかったため、遺産は甥や姪に渡った。

フランス革命時、その遺産を相続していた少将ピエール・ジャン・ドゥ・ラスカーズは、レオヴィルの畑の1/4を、売却することを余儀なくされた。その後、長子相続法の廃止によって、残る3/4の土地は彼と妹のジャンヌとに分けられた。

この2つの分割が、他のレオヴィルである【レオヴィル・バルトン】【レオヴィル・ポワフェレ】が誕生するきっかけとなった。

“セカンドワイン”という概念を先取り

1900年、現所有者のジャン・ウベール・ドゥロンと妹ジュヌヴィエーヴ・ダルトンの曽祖父であるテオフィル・スカウィンスキが会社の資本を購入し、経営管理を行う。その後、代変わりをしながら、現在はジャン・ウベール・ドゥロンが管理を行っている。

また、「クロ・デュ・マルキ」という銘柄は、19世紀末にテオフィル・スカウィンスキによって作られた。仲買人の伝票によると20世紀初頭から定期的にこのワインが取引されていたことが分かる。

このワインはラス・カーズ侯爵の住居、シャトー・レオヴィルに隣接した小さい囲いをした丘で造られたブドウによるものだった。これはそれまでは存在しなかった“セカンドワイン”という概念の先取りであり、1980年頃からより発展し、広まっていった。

シャトーデータ

主要データ

Ch Leoville-Las-Cases
シャトー・レオヴィル・ラスカーズ 33250 Saint-Julien-Beychevelle
URLなし
格付け
メドック2級
アペラシヨン
Saint-Julien
総責任者
Jean Hubert Delon

畑について

畑面積 97ha
年間平均生産量 約12万本
作付け割合 カベルネ・ソーヴィニヨン 65%
メルロー 19%
カベルネ・フラン 13%
プティ・ヴェルド 3%
平均樹齢 約30年
植樹密度 約8,000本/1ha

醸造ついて

タンクの種類 木製タンク、コンクリートタンク、ステンレスタンク
樽熟成の期間 約18ヵ月
新樽比率 約60%の新樽
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