第22回目「鴨の胸肉の桃添え -Magrets de canard aux pêches -」

材料(2人前)

- 鴨の胸肉 1枚
- シロップ漬け黄桃の缶詰 1個
- シードルビネガー 大さじ2
- 蜂蜜 大さじ1
- 塩・こしょう 適量
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桃を切ります。
桃を切る シロップ漬けの桃を1/4ずつに切り、シロップを大さじ3杯分だけ取って置きます。
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鴨を焼きます。
鴨を焼く 鴨の胸肉の皮側に切れ目を入れ、中火で4分間ほど皮側を焼きます。油を抜いて、反対側も3~4分焼きます。フライパンから鴨の胸肉を取り出し、温かい場所に置いておきます。
(同時にお肉と桃を作りたい場合は、桃を入れるフライパンに鴨の肉汁を少し入れてください) -
出来上がり!
出来上がり! シードルビネガーでフライパンの肉汁をのばし、桃のシロップと蜂蜜を加えます。混ぜてから桃を加え、強火で混ぜながら焼き色を付けます。鴨の胸肉を1分間フライパンに戻し、塩とこしょうを振ります。
盛り付けて召し上がれ~♪
最後に
「鴨肉」という食材は、フランスでは次第にお手頃になってきましたが、昔は高級食材だったので、今でも高価なものというイメージがあります。お祝いやちょっと贅沢をしたい時によく食べられています。
ボルドーの隣のドルドーニュ県とランド県では、鴨の生産が多いので、当然ボルドーでもよく食べられています。鴨料理にボルドーワインはすごく合うので、ぜひボルドーの赤と一緒にどうぞ。
今回、私はポムロールの赤にしました。
ポムロールのワインは、メルローが多くてタンニンが柔らかく、とてもエレガント。普段あまり赤ワインを飲まない方にとっても飲みやすいワインでしょう。
そのため、私は初心者にボルドーの赤の良さを知ってもらいたい場合には、(ちょっと贅沢ですが)ポムロールのワインを飲んでもらっています。
ポムロールのアペラシオン(原産地統制銘柄)は、“ボルドーエリアの「ロマネコンティ」だ”と言われているくらいですからね♪
では、Joyeux Noël !
(ジョワユ・ノエル=メリー・クリスマス)
鴨料理にボルドーワインはすごく合うので、ぜひボルドーの赤と一緒にどうぞ。