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価格更新情報

2019年1月15日

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シャトー案内

Ch Prieure Lichine

シャトー・プリューレ・リシーヌ

生産地 メドック地区 マルゴー
シャトー シャトー・プリューレ・リシーヌ
タイプ 赤/ミディアムボディ/フルーティなモダンなワイン
格付け メドック4級
栽培品種 カベルネ・ソーヴィ二ヨン50%、メルロー42%、カベルネフラン2%、プティヴェルド6%

各ワイン評論家からの評価(1点/0.5点)

ロバート・パーカー (第4版) ★★(2点/4点満点中)
ヒュージョンソン (第5版) ★★★(3点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) ★(1点/3点満点中)
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★★(4点/5点満点中)

フランス語で“小修道院”という意味のプリューレと、以前オーナーであったアレクセス・リシーヌ氏の苗字を取って名付けられているのがシャトー・プリューレ・リシーヌです。

その名前が示すとおり、もともとはたった4haの土地で修道院のミサ用に細々と作られていたワインが評判となり、市場に出回り人気を博すようになった、そんなエピソードが残されています。

多くの砂利が堆積し、マルゴー地区の格付けシャトーの畑が集まる“カントナックの丘”の上にある畑は、マルゴーの中でもトップクラスです。アレクセス・リシーヌ氏はこのシャトーへ多大な投資を行い、近年にはサンテミリオンの有名醸造家であるステファン・デュルノンクール氏がコンサルタントになったことで、一段とその品質は向上してきています。

豊かな果実味とエレガントでしなやかな口当たり。知的なスタイルを持つプリューレ・リシーヌのワインは、その品質の上昇にまだまだ価格が追いついていない、とてもお買い得なワインだと言えるでしょう。

シャトー紹介・醸造工程

“カントナックの台地”の上で

シャトーの全景。後ろに教会があります

ちょうどシャトー【デスミライユ】の辺りから、北へ向かって始まる“プラトー・ド・カントナック(カントナックの台地)”。その上り坂のところに、周りが蔦で覆われて格付け4級のプリューレ・リシーヌのシャトーは建っています。ここは、昔は“修道院”だったところがシャトーになっているだけのことはあって、カントナックの教会が隣接しているのです。

プリューレ・リシーヌのブドウ畑は、大部分が“カントナックの台地”の上の、ギュンツ氷期の小石が多く堆積する砂利質の土壌のところにあり、合計で約「70ha」です。このシャトーでは白ワインも作っているのですが、ブドウ畑の大きさは1.6haと小さめで、かなり小規模です。

栽培品種の比率は、約50%のカベルネ・ソーヴィ二ヨン、42%のメルロー、6%のプティ・ヴェルド、2%のカベルネ・フランとなっています。

カベルネ・ソーヴィ二ヨンとカベルネ・フランは、砂利質でもその層が約10~15mと、ポイヤックやサンジュリアンと同じぐらいの厚さのところに植えられ、メルローは粘土の比率が高いところ、プティ・ヴェルドは砂利の層が6~8mと比較的薄いところと、品種ごとに適所を選んで植えられています。

最新技術をいち早く導入

屋内のステンレスタンク。屋外にも6基ありますが、そちらはデレスタージュとブレンドの際に使用されます
コンクリートタンク。内側はエポキシ樹脂加工がされています

プリューレ・リシーヌでは、1998年までは、有名な醸造コンサルタントのミッシェル・ロランが一人でコンサルタントを行っていました。さらに1999年からは、ステファン・デュルノンクールも招聘され、非常に豪華なメンバーがこのシャトーのコンサルタントとして関わっていたのです。しかし、2001年のヴィンテージを最後に、ミッシェル・ロランは去り、現在はステファン・デュルノンクールだけがコンサルタントを行っています。

シャトーの方のお話によると、ミッシェル・ロランがコンサルタントを行っていた時には、彼が余りにも多忙すぎるため、シャトーにはほとんど来れなかったのだそうです。それに対して、現コンサルタントのステファンは、頻繁にシャトーに足を運んでブドウ畑の管理やワインの熟成中の試飲などを行っていたため、彼に一任することを決定したのだとか。

ステファン・デュルノンクールがコンサルタントを担当するようになってから、様々な改革が行われました。例えば、それまでは手摘みで収穫されたブドウはトラクターで運んでいたのですが、これは容量の小さいカジェットで運ぶように変更されたのです。ブドウ畑での作業を重視するステファンならではの手法だと言えるでしょう。

収穫には150~200人の方が参加します。そのうちの130人ほどが、選果をしながら、手摘みで収穫を行い、ブドウをカジェットに入れていきます。カジェットごと醸造所に運ばれて来たブドウは、バイブレーター式の選果台を使って、除梗前と除梗後の2回の選果が行われます。

これも、ミッシェル・ロランがシャトーを去り、ステファンが一人でコンサルタントを行うようになった2002年のヴィンテージから行われ始めたことだそうです。

その後、破砕を行ってから9基のステンレスタンクと12基のコンクリートタンクに運ばれ、発酵前に12~13℃での低温マセレーションを1週間ほど行います。続いて、29度~30℃でのアルコール発酵を行った後に、果皮浸漬を行います。低温マセレーションから果皮浸漬まで、タンクによって変わってきますが、大体25~32日間ほどの時間を掛けているそうです。

マロラクティック発酵は、グランヴァンに使用されるだろうワインに関しては樽の中で行い、セカンドに回されるものはステンレスタンクの中で行われます。

ステファンの改革の数々

1年目の樽貯蔵室
2年目の樽貯蔵室。マロラクティック中に室内温度を上げるため、右手の柱にビニールシートを付けて暖房するそうです

その後、約18ヶ月間の樽熟成に入るのですが、ステファン・デュルノンクールがコンサルタントに入った1999年からは、樽熟成の最初の6ヶ月間は澱引きをせず、澱を樽の中に残したまま熟成を行う“シュール・リー”と、樽の底に溜まっている澱を攪拌させる“バトナージュ”が採用されました。

これらの手法を採用することによって、酵母の死骸から旨味成分がワインに溶け出して、ワインがより複雑性を帯び、またコクが出るのだそうです。

ただし、この手法だと、従来は澱引きの際に空気に触れることにより抑えられていたワインの還元反応が強くなってしまうケースが多いため、定期的に樽内のワインに酸素を供給する“ミクロビュラージュ”を行うことにより、バランスを保っているのだとのことです。

バトナージュは、樽熟成の最初の6ヶ月間には1週間に2回行い、ミクロビュラージュは、樽熟成中に少ない場合で3回、多い場合は8回ほど行うとか。ステファンがシャトーまで来て、すべての樽を定期的に試飲しながら、このような回数を決定していくのだそうです。

最初の6ヶ月間を過ぎると、ここでようやく1回目の澱引きを行います。しかし、一部には6ヶ月を待たずに澱引きする樽もあるそうです。各樽によってシュール・リーの反応が様々なため、良い結果を出しているものはそのままシュール・リーを行って、何らかの問題が発生した、またはその兆候が見られる場合には澱引きを行っているのだということです。

清澄作業であるコラージュに関しても、試飲した結果から必要かどうかを判断するそうで、他の多くのシャトーのように必ず行っているという訳ではないそうです。必要があると判断された場合はコラージュを行い、ようやく瓶詰め作業が行われることになります。

2005年のワイン。ブレンド前のため「Lot」と、下側には澱引きした日にちが「06年2月8日」と書かれています
澱をステンレスタンクに集めている様子。これは国の蒸留所に運ばれて、国がアルコールの精製を行うのです
樽貯蔵室に設置されているおが屑の吐器(スピトーン)。おが屑は吸水性が良く、香りも取ってくれます

新進コンサルタントの指導の下で

このシャトーのコンサルタントのステファン・デュルノンクールは、ここで成功を収めたことによって、一躍有名人になりました。知名度や実績は、ミッシェル・ロランにはまだ遥かに及ばないものの、これから大きな活躍が期待されている一人です。

彼の指導により、様々な新しいテクニックを取り入れ、プリューレ・リシーヌもさらに大きく成長していくことでしょう。

醸造所内にあるプライベートカーブ。シャトーで行うディナーパーティなどの際に出されるそうです
蔦で覆われたシャトーの概観。昔は修道院だった土地です
案内をしてくれたレティーシアさん。日本で2年間過ごしたこともあり、日本語堪能。

シャトーの歴史

教会でのワイン作りが起源

12世紀、ヴェルトゥイユ大修道院のサン・オーギュスタンの教会参事会員によって、カントナックのサン・ディディエ小教区基金を使ってブドウ栽培が始められた。最初はわずか4haで、主にミサ用のワインを作り、ブドウ栽培と同時に食糧農産物の栽培も行っていた。これがシャトー・プリューレ・リシーヌの始まりとなった。

ここでの収穫は、カントナック村や小修道院には大いに役立ち、18世紀初頭よりメドックの住人のほとんどがブドウ栽培を始めるようになる。特に、農民や納税者が沢山住むカントゥナックでは、多くのブドウが栽培がされるようになっていった。

当時、小修道院に収められる税金は生産物の10分の1で、小修道院には消費するより沢山のワインが納められ、余分となったワインは、聖職者を通じて市場で売られていた。このため、納税格付けにプリューレの名は見られるものの、ボルドーの仲買業間では、その名は知られていなかった。

フランス革命後、所有権はボルドーやメドック在住の一族の手に渡り、修道院時代から現在に至るまで、常にワイン作りの中心となり続けた。1953年までは、ワインはシャトー・プリューレ・カントナックのラベルで製造されていた。

著名スタッフの下で躍進を続ける

1951年より、シャトーは現在でも知られているアレクセス・リシーヌ氏のものとなる。彼の最大の業績は、彼の亡くなる年の1989年に、敷地をマルゴーに60ha増やしたことだろう。この拡大は1989-1999年の所有者、息子のサーシャに引き継がれた。

1999年から、シャトーはグループ・バランドによって転機を迎える。敷地に関しては大きな変化はなかったものの、醸造学者ステファン・デュルノンクール氏の協力と、ミッシェル・ロラン氏(2000年まで)の手によって、スタッフはさらに強化された。

ワインの質の向上、最良の土壌を保つよう、今なお絶えず研究が続けられている。

シャトーデータ

主要データ

Ch Prieure Lichine
シャトー・プリューレ・リシーヌ 34 , avenue de la Ve-Republique , 33460 Cantenac
http://www.prieure-lichine.fr/
(フランス語・英語・中国語)
格付け
メドック4級
アペラシヨン
Margaux
総責任者
Lise Bessou

畑について

畑面積 71.6ha
年間平均生産量 約40万本
作付け割合 カベルネ・ソーヴィ二ヨン 50%
メルロー 42%
カベルネフラン 2%
プティヴェルド 6%
平均樹齢 約25年
植樹密度 約8,500本

醸造ついて

タンクの種類 ステンレスタンクとコンクリートタンク
樽熟成の期間 約18ヶ月
新樽比率と樽の素材 約60%の新樽
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